三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

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2012-06-02 06:55

ギターと三味線2 / 奏法譜


■ 文字を綴ると文章になり、

音符を綴ると楽譜(音楽)になります。

  それらは人から人へと思いを伝える道具となっています。

  (書き手から読み手へ、作曲者から聞き手へ)

 

■ 音符(音の記述法)は、

  いわゆるオタマジャクシばかりではありません。

  歴史的に見ても、今のオタマジャクシに落ち着くまでに、

  いろいろな変遷を経てきています。

 「記譜法」はそれぞれの文化圏でさまざまなものが工夫されています。

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■ 三味線の「文化譜」。

  3本の横線(3本の弦に対応)に書き込まれた数字で、

  弾く弦と押さえる位置を示した楽譜(奏法譜)です。

  棹の勘所(押さえるポイント)に付けた数字と対応させることで

  曲が弾けます。

  ギターやエレキベースでの「タブラチュア(TAB譜)」。

  これも文化譜と同様の発想で作られています。

  それぞれ弦の数に応じ、

  ギターは6本の横線、

  エレキベースは4本の横線、となっています。

■ 昨日のブログで書いたように、

  背景の文化が違っても、

  弦楽器と言うところでは同じ仲間。

  奏法譜でも同様の発想が見られます。




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