■ 昨日の「天声人語(朝日新聞)」に、
牧野富太郎氏のことが出ていた。
この24日が生誕150年だという。
この名前は、私にとってなじみ深いものだ。
植物学の大家で、この人の編集した植物図鑑には随分お世話になった。
■ 小中学校での、夏休みの自由研究で、
植物採集&標本づくりをよくやっていた。
(昆虫の方のそれはしなかったが。)
標本作りの仕上げは、
その名前を調べることで、
(例:「サクラ」バラ目・バラ科・サクラ属)
図書館に行き、植物図鑑と標本とを首っ引きで、
照らし合わせることになる。
そこで出てくるのが、
牧野富太郎監修と冠された図鑑であった。
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■ 中学生のころ、近くのお寺の境内で草野球をやっていたところ、
ボールが後ろの竹藪に入ってしまった。
そのボールを幼なじみと探しているときに、
見慣れない植物を見つけた。
今までに見たことのない形状をしている。
(今思えば水芭蕉の様なものだが、二人とも見たことが無かった。)
「これはなんだろう?」
興味津々、二人はすぐに自転車で図書館に駆けつけた。
草野球はどこかに行ってしまった。
そこで見つけた名前は・・・? 覚えていない。
しかし、牧野富太郎監修の図鑑を見たであろう事は覚えている。