■ 昨日のセッションのひとこま。
小3の男の子が自由に叩くドラムに、
アシスタントはピアノで、
私は(子どもの横に座り)ドラムで、
合いの手(エコー技法・対話技法)を入れる。
子どもからの音を尊重し、
無理なリードにならないよう、
私もアシスタントも丁寧に音を付けてゆく。
次第に子どもの出す音が秩序だって来る。
■ ひとしきり、
このドラムとピアノの3人での即興/やりとりが続いたところで、
子どもの方からそろそろ終わりという感じにしてきた。
(私が、そう感じ取った)
私とアシスタントは、
子どもの音と動きから、
終止になって行くことを察知し、
3人で共にフィニッシュをむかえる。
「できた!」と、その時子どもが口にした。
何らかの達成感が得られたのだろう。
この達成感が子どもの中の自己評価を上げ、
新しいことに向かってゆく気持ちを生み出してゆく。
子ども達のそんな成長を、
ずいぶん見させてもらってきた。