■ 4人のグループセッションで、
<キラキラ星>の合奏をした。
ドラム・キーボード・ベース、
それにリコーダーという構成で、
それぞれのメンバーが、
個別セッションの中で行っている
活動を生かしたものである。
■ その中の一人(中2の男児・自閉症)は、
初めてのグループセッション。
いつもと異なる状況のなかで、
不安やパニックなどにならないように見守りつつ、
活動の展開を調整していった。
(しかし、これは杞憂となった。
皆の中で活動を楽しんでいた様子であった。)
この子にはリコーダーをやってもらった。
私とこの子とが並んで座り、
私もリコーダーを吹きつつ、
指使いのモデリングをしてゆく。
この子は、私の指使いに合わせて
自分もそのように吹いていた。
■ アシスタントのピアノ伴奏のもと、
皆でうまく合わせることが出来た。
それぞれのメンタルテンポは違うが、
合奏という形を取ることで、
“みんなで一緒に”となっていた。
階下で待っている親御さんを呼んで、
「発表会」の形にした。
親御さんにも楽しんでいただけたようである。
■ その後も布を使い、
4人でのムーブメントや、
一人ひとり前に出ての、布ダンスなどを行った。
この時の音楽は<かたつむり>であるが、
私のドラムとアシスタントのピアノとで、
それぞれの動きに応じた演奏を提供した。