■ 発達とは、個体の何らかの変化の過程であるが、
その際、その変化をプラスと見るかマイナスと見るかは、
私たちの価値観の問題である。
私たちの独り善がりで、
子どもの側に「強いて」いることはないだろうか。
先の「同じ」と「違う」の
意味・価値観の取り違えのようなことがないように、
量・質からの点検で自らをいましめたい。
■ 変化の方向性もいろいろある。
自己主張を始めた子どもを、
自分本位になったとみるか、
独立心が出てきたとみるのかといったことは、
事実の解釈だけではなく、
私たちの価値観も入ってくる。
■ どんなに重度の障害児・者も、
その持てる力をその人生において
個性豊かに発揮できるようにしたいものである。
もちろんその中には私たちも入っている。