■ たまたま茶の間に流れていた、
「27時間テレビ」のオープニングを見た。
ワイワイガヤガヤと、やかましくやり取りをしているが、
長時間の生本番で、あちこちと中継をつないで、
段取りが大変だろうと思う(ビデオ収録も使うだろうが)。
■ しかし、講演などでの私の経験では、
時間のある方が進行に融通を利かせやすい。
その時の聴衆の様子を見て、
多少段取りを変えても何とかなる。
大変なのは、あまり時間をもらえない時だ。
限られた時間枠の中にきちんと中身を入れ、
起承転結を図ってゆくためには、相当の準備がいる。
いわゆる“あそび”が無いのだが、
これが相手に伝わってしまっては、聞く方は窮屈になる。
そこで限られた時間のなかでも“あそび”が取れるように、
相当の準備がいるという事になる。
■ さて、「27時間テレビ」のオープニングだが、
タモリはまったく力が入っているようには見えない。
“あそびっぱなし”である。
これが長寿番組(「笑っていいとも」)の秘訣であろう。
太田も、こめかみには青筋が立っているが、
力んでいるようには見られない。
好き勝手な突っ込みを入れて、
楽しんでいるように見える。
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話は違うが、オープニングのステージに指原莉乃が出ていた。
「おお、がんばってる!」と思った。
そういえば「笑っていいとも」の月曜レギュラーだったか。