■ 茶の湯の世界では「見立て使い」という言葉がある。
道具を本来の用途ではない使い方をすることで、
例えば、お銚子を一輪挿しに、
飯茶碗をお茶の茶碗になどである。
■ 私のセッションには、
見立て使いの道具がよく出てくる。
そんなものを、幾つか紹介してゆく。
今日は、<パイプイス太鼓>。
パイプイスの背もたれ部分上部を、
バチで叩いて太鼓代わりに・・・。
やや人数が多いグループセッションでは、
一人ひとりに渡すだけの太鼓の数が揃わないが、
パイプイスならば施設には割合数多くあり、
これで大抵は間に合う。
また体型も、①円形②扇形③横一列
④横二列にして2グループが向き合って行う等々、
フレキシブルに行える