■ 昨日お伝えした、ギターの弦の張り替え。
無事終了し、少しずつチューニングを進めていった。
ナイロン弦なので、弦を新しくするとどんどん伸びて行き、
いくら音を合わせても、少しすると音が下がってしまう。
急に強く張ると弦がついてこれないので、
正規の音に合わせては、
時間をおいて(下がった音を)また音を合わせ直す。
これを何回も何回も繰り返しているうちに、
ようやく音高が落ち着いてくる。
時間がかかるのだ。
人前での演奏予定がある場合には、
それを見越して一週間くらい前に張り替えたりする。
■ さて、この写真。
張り替えたばかりの1弦が、
チューニングをしているうちに切れてしまった。
おそらく、弦に無理な力が加わったということなのだが、
糸巻きの亀裂に弦が入り込み、
引きちぎられたようになったものと思われる。
この亀裂を処置しておいたのだが、
一番細い1弦には十分ではなかったようだ。
別の修理法を工夫してみることにする。