■ この時期は、季節の歌として<つき>を使うことが多い。
あの、♪でたでた月が・・・♪である。
以前ある施設で、この曲をセッションに使った時のこと・・・、
20代の指導員さん達(女性)が、
「・・・ボールのような月が・・・」と歌っていた。
もちろん、真ん丸な月を丸いお盆に例えた、
「盆のような月が」が本来の歌詞なのだが、
どちらも丸い形で、「ぼ~ん」と「ボール」で音もよく似ている。
この歌詞で覚えてしまっていたものであろう。
■ この手の思い違いは幾つか聞く。
♪お~えんがわには 日がいっぱい♪は、
「お縁側・・・」だが、
「応援側・・・」と思っていた人がいた。
♪うさぎ おいし かの山♪は、
「うさぎ 追いし」だが、
「うさぎ 美味し」と食べる話になっていたりする。
♪夕焼け小焼けの 赤とんぼ おわれて 見たのは♪は、
「(背)負われて見た」のだが、
「追われて見た」だったりする。