■ 昨日のセッションの中で、いつものようにお絵かきの時間を入れた。
(知的障がいの男の子・小5)
今までは、斜めのなぐり描きやグルグル描きが多かったのだが、
昨日は、サッと縦線を引き、隣にグルグル描きを並べて描き始めた。
文字を書いている「つもり(まねっこ遊び)」かなと見ていると、
数字らしきものも書き出し、
「イチ・ニ・・・」などと言って嬉しそうにしている。
子どもの絵には、その時々の関心ごとが現れている。
文字を覚え出すと、さかんに文字(らしきもの)を書いている。
この子もその嬉しさを表現したものであろう。
その嬉しさに共感すべく、
「イチが書けたねぇ。・・・」などと声をかけてあげると、
コックリとし、とてもいい笑顔が返ってきた。