■ 昨日の午前中は時間にゆとりがあったので、
思い立って二つの展覧会に行ってきた。
場所はいずれもMGW研究所の近くで、
車で5分、10分といったところだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 一つ目は、岡崎市東公園に隣接した、
旧・本多忠次郎邸での華展で、
假屋崎省吾氏の作品である。
建物の各部屋全体が、
花のオブジェクトで飾られた空間となっている。
私もずっと以前に華道をやっていたが、
そのような花を生けるといったものではなく、
大胆な「作品」群である。
各部屋にマッチしたそれぞれの作品が、
全体としても統一がとられ、
大きく一つの作品となっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ その後は、岡崎市美術博物館に足を延ばした。
「光 陰 ―ひかり、かげ、とき―」のテーマのもとに、
20人の作家の作品が展示されていた。
受付を済ませ、いつものように会場の入り口に向かうと、
「入り口はこちらです」と受付嬢に言われた。
いつもは出口の所が、今回は入り口になっていた。
中に入ると、部屋自体もいつもとは違うように感じた。
「オヤッ」と見回してみると、会場のレイアウトも、
いつもとは大きく変えられていた。
固定壁だと思っていた所が、可動壁であり、
間取りの変更がされていたのである。
この部屋のレイアウトは、美術館の方の「作品」である。