三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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ピアノの工夫

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  セッションの中で、

     キーボードやピアノを随分取り入れている。

     もちろん決まりきったレッスンではなく

     その子その子に応じた工夫がある。

 

■  たとえば・・・・、

     お子さんにポンポンとキーを自由に叩いてもらう。

     どんな音を出してもOKである。

     その音にスタッフのドラムとピアノとで、

     うまく即応してあげていると

     だんだんお子さんの音の出し方(リズム・テンポetc.)が整って来て、

     「合奏(共演)」みたいになってくる。

     「弾けた!!」という感じになるのだろう。

     ニコニコ顔で両足をバタバタさせ、

     嬉しさを体全体で表しながら弾いている子もいる。

     (ここでは、一種のやりとり/コミュニケーションを意図)

 

■  特製の目印(シール)を使うことで、

     かんたんな曲が弾けたりもする。

     片手の一本指奏から、両手の人差し指奏、

     ・・・そして左手での和音づけ。

     まだ音符は出てきていないが、

     曲の演奏は成立している。

 

     音符が分かってから曲をとか、

     各指が動かせるようになってから曲をというのではなく、

     今現在持っている力(やれること)が、

     「できた!」「弾けた!」につながるように工夫して行く。

     この工夫は、お子さんの状態
     (発達段階・障害の特性・興味関心の方向
etc.)に
     そったものでなければならない。

 

■  一本指での音だし遊びを楽しんでいたお子さんが、

     両手の人差し指で曲を弾けるようになり、

     さらに、左手の親指と小指とで和音をつけられるようになり、

     今では市販の教則本を使うことも出来ている。

     これも、お子さんに寄り添った工夫を、

     教則本に施すことで可能となったものである。

 

■  「曲が弾けた!」と言う時には、

     とても嬉しそうな顔をし、

     私の顔を見たり、同室している親御さんの顔を見たりする。

     (共感のまなざし)

     すると、親御さんも携帯のカメラを向けていたりする。

 

     そんな時、親御さんがお子さんに向けるいとおしさが伝わってくる。

     これは小さなお子さんの時だけではなく、

     成人されたクライアントさんの場合でも見られる。

     いくつになっても、自分のお子さんをいつくしんでおられるのだなと感じる。

2013-03-03 16:09:14 | コメント(1)

コメント

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Commented by Brandonanaky at 2024-04-20 14:48:46 削除
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