2012.02.22(水)、
愛知県音楽療法研究会(私はコーディネーター)の
月例会であった。
そのことについて報告したいのだが、
その前に・・・。
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セッションの中では
いろいろな活動(アクティビティ)を行うが、
それらの活動は下記の2つの図のように
整理される(2009:都築裕治)。
1. 例えば、グループセッションの場合には、
同じ活動下に複数人のクライアントが
存在しているが、
同じ活動において、
それぞれのクライアントに沿った
幾つかのねらい(目的)を込めることが考えられる。
(ex:他者とのやりとりの促進、身体機能訓練、目と手の協応、始終点の理解etc)
2. また、あるねらい(目的)を達成するために、
幾つかの異なった活動を
使うということもある。
ある活動でうまく行かなければ
別の活動を考えるというのは、
通常の方策であろう。
また同じ事の繰り返しでは
クライアントも飽きてしまうという時には、
同じねらいを持った
他の活動を考えることになる。
この1と2の図がつながり合い
複雑な変化をして行き、
何をやっているのか
分からなくなることもあるだろうが、
時々この図を振り返り、
活動とねらいとの関係を
整理してみるとよいであろう。
- 続く -