新たに、ノートパソコンを買った。
■ MGW研究所には、
デスクトップとノートの2台があるが、
どちらも6~7年使い続けているものである。
(因みに、物持ちがいいので、
前の車は18年乗り続けていた。)
操作の度に、
いろいろなことが随分と重くなり、
立ち上がりにも
相当な時間がかかるようになってきた。
その間、本でも読んでいると、
いつの間にか数ページ先に進んでいるくらいである。
・・・が、
新しいパソコンが必要になったのは、
このためではない。
映像処理の必要が出てきたからだ。
学会発表で映像を使うときは、
以前はVHSのテープを持参すればよかったが、
最近はビデオデッキの用意はされず、
データーで持ち込むように要求される。
今あるパソコンでは、
このデーター処理ができないのである。
(ソフトを入れればいいというものでもなく)
新しいノートパソコンは、
液晶テレビのワイド画面と同様に横幅が広く、
10キーも付いている。
それぞれのキーの間隔も少し広くなっており、
今までの手になじんだ感覚で打っていると、
ミスタッチをしてしまう。
■ ・・・ここから、こんなことを思い出した。
ずっと以前にアコーディオンを習い始めたころ、
なぜかミスタッチばかりしていた。
ピアノとアコーディオンでは、
鍵盤が横と縦との違いがあることは、
見れば分かることだが。
それではなくて、
何かが違う・・・。
そして、急に分かった。
「キーの幅が違う!」
ピアノは88鍵、
アコーディオンは44鍵。
この幅の中に、
ピアノの半分にもなる鍵が
収まっているのである。
一度気がつけば何でもないことでも、
なかなか気づけないことがある。