三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
RSS

講演会 / 発達障害

カテゴリ : ・ 随想

■  弁護士会三河支部主催の、市民講座に出かけた。

     この市民講座は、第1回目ということである。

 

     発達障がいに関する講演で、

     分かりやすいスライドと、

     エネルギーあふれるお話の展開で、

     自分の中にある知識と経験が、

     すっきりとまとまってきた。

 

■  講演に引き続き、

     パネルディスカッションも行われた。

 

     パネリストは、

    ・発達障がいの臨床現場にながくたずさわり

       現在は大学教授の医師(女性)、

    ・現場経験の豊富な教育委員会の指導主事、

    ・発達障がいのお子さん(一般就労をされている)を育てられた親御さん、

     そして、司会者は弁護士さん(こどもの権利委員会所属)である。

 

     よくあるシンポジューム形式のものでは、

     登壇したシンポジスト個々の講演のようになってしまい、

     相互の“やりとり”が成立していないことが多く、

     聴いている者としては、

     何かが欠けている感を持つこともあるのだが、

     今回のパネルディスカッションでは、

     パネリストのそれぞれの立場からのお話が展開され、面白かった。

 

     よく準備されていることが感じられた。

合奏 / 曲目

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  昨日はオリンピックの開会式。

     テレビ番組が通常とは異なっていた。

     いつも見ている「梅ちゃん先生」がいつ始まるか分からないので、

     テレビを流し続けていると、

     開会式の中継で<ヘイ・ジュード>の演奏シーンが出てきた。

 

     この曲が流行っていたころ、

     私は長唄や小唄、時には義太夫などを聴いていたのだが、

     やはり懐かしいとは思う。

 

■  そこで、昨日のグループセッションでは、

     予定していた<うみ>ではなく、

     この<へー・ジュード>をやさしく編曲して使おうと思った。

     メンバーは日常のやりとりの出来る青年たちなので、

     “ウケル”のではないかと思ったのだが・・・。

 

     早めに来所した青年(自閉症)が、

     「今日は<うみ>、Fで!。ベルは、ファミレド」と早口で私に告げた。

     <うみ>をヘ長調でやろうという事である。

     楽器の音使いも指定である。

     おそらく、ずっとそのつもりでいた事と思うので、

     <うみ>をやることにした。

 

     以下は、6人での<うみ>の合奏の前の写真である。





 

 

     その後、布を使って、海のイメージを表現してみた。

感想文と自己評価

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■    大学の授業でも講習会でも、

       毎回その時間の終わりに、

       簡単な感想文を書いてもらっている。

       レポートではなく「感想」なので、

       書いている人の人柄がよく出てくる。

 

       私はこれを読むことで、

       その時間に伝えたいことが、

       きちんと伝わっているかどうか、

       理解されているかどうかをフィードバックする。

       この感想文は、

       自分の授業を「自己評価」するための大切な道具である。

 

■   前期の授業を振り返り、

      感想文をまとめて読み返してみた。

      学生さん達が、

      私の思いを受け止めてくれていることが分かり、

      じわっと嬉しくなった。

      ・・・が、自画自賛にならないよう、

       自己評価は厳しくつけようと思う。

  ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

  アーカイブはこちらへ → http://mgw.blog.ocn.ne.jp/blog/

成績・評価

カテゴリ : ・ 随想

 ■   今、学校は夏休み、

      大学も前期の授業が終わり、

      夏休み期間中ではある。

      ・・・が、補講や集中講義や何やらで、

      学生さんは忙しく、8月に入らないと、

      休みという感じにはならないようだ。

 

■   私は、担当の授業が一区切りで、

      毎回の授業の準備は一休みだが、

      ここで、前期の授業の「評価」をしなければならない。

      いわゆる成績をつけるという仕事だが、

      自身にとっては、授業の方向性と中身が、

      適切であったかどうかが問われると言うことでもある。

美術学生 / バンド体験

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  (昨日からの続きです。)

     この美術の学生さん達との、

     即席のバンド演奏の話です。

 

     セッションで子ども達とやっているような仕掛けで、

     バンド体験をしてもらいました。







     <キラキラ星>の演奏です。

     5人いるので、

     ドラム・ベース・キーボード・ボタン式ベル・トーンチャイムの、

     5つのパートを作りました。

     初めて触る楽器ばかりのようですが、

     10分ばかりでアンサンブルの完成です。

     パート交代をしても大丈夫。






 

■  リードの仕方で子ども達のいろいろな力を

     目に見える形で引き出せるという事を、

     このアンサンブル体験をとおして、

     学生さん自らで感じてもらいました。

 

     これを、お絵かき会に重ね合わせ、

     子ども達の持っている力を、

     描画や造形表現として引き出してゆく可能性を

     信じてもらえればと思います。

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

     アーカイブはこちらへ → http://mgw.blog.ocn.ne.jp/blog/

前へ 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 次へ