三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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見立て使い / バチ

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  今日の見立て使いは、バチ。

     和太鼓のバチをクラベスのように使っている。

     両手に持って打ち合わせるのだが、

     単に拍子木のように打ち合わせるだけではなく、

     バチの先を叩いたり、手元の方を叩いたりすると、

     出てくる音の高さが異なる。

     これを使い分けて行くと、

     バチだけで、ロックやスゥイングやマーチ等のリズムを、

     叩き分けられる。

 

■  さて、写真のバチは、

     太さが先から手元に向かって細くなっている。

     このバチでは打ち合わせる場所によって、

     かなり異なる高さの音が出せる。


 


     セッションでよく使うのだが、

     実は、これは芝刈りはさみであった。

 

     はさみの部分が使えなくなったので、

     捨てようと思ったのだが、

     柄の部分がしっかりしているので、

     そこを切り取っておいた。

     バチに使ってみたら、

     いろいろなリズムを出せる楽器に変身し、

     活躍している。

見立て使い / 竹タイコ

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■    やや長めに切った太い竹を皆で叩きます。

       床に置いて座って叩いてもいいですし、

       パイプイス2個で支えておき、

       立って叩いてもいいでしょう。

 

■    叩くときの姿勢により腕の動きも変わり、

       皆の気持ちも違ってきます。

     「座って」と「立って」とを、」使い分けてみましょう。

  

     イスで支えるのではなく、

     二人で持って移動して行くのも面白いでしょう。

     それにつれて叩き手も動いてゆき、

     お祭りの山車のようです。

     これを数組作りかけ合いで叩いたりして、

     変化をつけてみるのも楽しいでしょう。

 

見立て使い

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  茶の湯の世界では「見立て使い」という言葉がある。

     道具を本来の用途ではない使い方をすることで、

     例えば、お銚子を一輪挿しに、

     飯茶碗をお茶の茶碗になどである。

 

■  私のセッションには、

   見立て使いの道具がよく出てくる。

    そんなものを、幾つか紹介してゆく。

 

     今日は、<パイプイス太鼓>。
   パイプイスの背もたれ部分上部を、

     バチで叩いて太鼓代わりに・・・。

     やや人数が多いグループセッションでは、

     一人ひとりに渡すだけの太鼓の数が揃わないが、

     パイプイスならば施設には割合数多くあり、

     これで大抵は間に合う。

   また体型も、①円形②扇形③横一列

     ④横二列にして2グループが向き合って行う等々、

     フレキシブルに行える

近景の風情

カテゴリ : ・ 随想

■  8/14に朝顔が咲いた話を書いたが、

     続けて、昨日、今日とまた花を咲かせた。

     いづれも一輪のみである。

     つぼみは幾つも見られるので、

     もう少しすれば、桜で言う満開になるだろう。

     桜と違うのは、咲いている花が、

     毎日日替わりというところだ。

 

■  朝方に歩いていると、

     風に何やら秋の風情を感じる。

     雲もうろこ雲などが出ている。

 

■  MGW研究所の植え込みのそばを通ると、

     けたたましい蝉の鳴き声に見舞われる。 

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発想法 / アイデァの凝縮

カテゴリ : ・ 随想

■  この数か月、ある文書をまとめている。

     資料の読み込みと整理、

     そして文章の作成という一連の作業になるが、

     私の場合は、そのどの段階でも、

     何かしらの新しいアイディアが出てきてしまい、

     それを全体の中でどのようにまとめるのか苦労する。

 

     アイディアや、それに伴って作成した文章の山が出来る。

     それを広いテーブルの上などに広げて、

     上下・左右・斜めに・ランダムにと眺めて行く。

     このように空間配置してみると、

     一見つながりのなかったものにつながりが見えてくる。

     それらを近くに移動して眺めていると、

     また同様のことが起こってくる。

     当初には思ってもみなかった発見もそこで出てくる。

 

■  これは、KJ法にならったものだ。

     KJ法そのものでは作業が大変なので、

     趣旨をくみ、作業を変形して行っている。

 

     また、他の発想法にあることだが、

     自分の頭の中に寝かせて置き、

     発酵を待つというのもある。

     待っている時には、これでまとまって行くのかと焦って来るが、

     問題意識を持続していれば、やがて「これだ」という時が来る。

 

     いま、ようやく「これだ」という時期に、

     近づきつつあるような気がする。

     楽しみだ。

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