三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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事前準備

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  来週、ある施設でのセッションを行うが、

     そこは初めてうかがう所である。

     利用者は、成人の知的障がいの方たちとのこと。

     状況のおおまかな説明はいただいているが、

     出来る準備はしておくに越したことはない。

     そこで、事前訪問をすることにし、施設の担当者の方にお伝えした。

 

     どんな場所(部屋)でするのかということは、

     セッションを左右する大きな要素であり、

     部屋の大きさや、採光の具合、その場の持つ特有の雰囲気etc.も、

     踏まえておかなければならない。

 

     遠隔地での依頼の場合には、事前訪問はできないが、

     インターネット上で、その地域の写真を見たり、

     施設の配置・間取りetc.を見たりすることは出来る。

 

■  講演を依頼された場合にもそのようにしている。

     受講者の気持ちの動きは、講演内容だけではなく、

     会場(うつわ)によっても変わってくるからである。

 

     始めに頼まれていた会場が変更になり、

     それに合わせて講演の筋立てを調整したこともある。

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     うつわには、いろいろな要素が含まれている。

学会3 / 音楽外要素

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  音楽療法では、

     言うまでもなく音楽が大切な要素であるが、

     そのセッションは、

     様々な要素で構成され、展開されてゆく。

     今回の学会発表では、

     「療育的セッションにおける、音楽外要素と音楽技法との関わり」

    と題して、このことを、一事例を通して考察してみた。

 

■  この中で、

     ♪たとえば、イスという物の置き方一つとってみても、

     母親・子ども・セラピストとの関係性の中で

     配慮すべき要素があることが見えて来たり、

     ♪また、なじみの音楽という要素がよく使われるが、

     この「なじみ」を、

     なじみの物・なじみの活動・なじみの歌・なじみの人etc.、

     というように柔軟に拡張して行くことで、

     クライアントを、新たな活動に安全に導きうること等々、

     いろいろなことが示された。

 

■  セッションにおける音楽の役割は、

     今回は個々の音・音楽を見るのではなく、

     エコー技法・対話技法・モデリング・未解決技法etc.の

     「技法」という観点で、音楽外要素とつなげてみたが、

     次回はこれらの技法を、

     セッションにおける具体的な音・音楽を通して考察してみたい。

学会2 / 宮崎

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  日本音楽療法学会の学術大会で、宮崎に行ってきた。

     セントレアから宮崎空港へ、

     そこからタクシーで、

     宿泊するシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートへ。

     ここでの宿泊料は、普段はかなりお高いのだが、

     今回は、学会のために格安料金で提供されていた。

 

アプローチを通って、ホテルへ。


        この高層の19階が宿泊先。 

        


                 天気がよく、部屋の外には、

        松林と海と空とがきれいな層をなしていた。

                  

 

 

■  大会会場はその隣のシーガイヤコンベンションセンターで、

     連絡通路でつながっている。
 

                    私の発表は、この会場で行われた。

                (発表時の写真撮影は、プライバシー保護のため禁止されている)


                     

 

■  今回の研究発表では、

     準備にはずいぶん時間をかけたが、

     発表そのものはアッという間である。

     すんでヤレヤレというよりも、

     すぐに次回の発表の構想が湧いてきた。

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     いろいろなエピソードがあるが、

     ・・・ボチボチと書いて行こうと思う。

学会 / 宮崎

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  これから9/9(日)まで、宮崎に行ってくる。

     日本音楽療法学会の学術大会に参加するためだ。

     私の発表は、9/8(土)の午後5時からで、

     タイトルは、

      「療育的セッションにおける、

            音楽外要素と音楽技法との関わり」

     である。

 

■  戻るまで、ブログはちょっとお休み・・・、

     ・・・9/10(月)にまた書く予定。

表現 / 絵・造形

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  「・・・子ども達の表現には以前から関心があり、

     音表現とは別の表現も引き出したいと思い、

     お絵かき会を行った・・・」ことを、

     先日のブログに書いた。

 

■  このように、絵や造形に関心があるので、

     新聞などを眺めていると、

     すぐにそのような街中情報に目が行く。

 

     いろいろな所で、いろいろな人が、

     障がい児・者のための、

     このような取り組みや催しをしている。

 

■  MGW研究所で行っている音楽での活動は、

     なにかの作品としてを仕上げることが目的ではなく、

     その全プロセスに意味がある。

 

     絵や造形での表現活動も、

     誰かに“受ける”ための作品を完成させることではなく、

     線の一本一本が、

     その子の表現として受け止められて行く場を目指して行きたい。

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