◆MGW研究所では、
セッションの中で、
随時お絵かきも取り入れています。
すると、お子さんの発達の状況や、
その時々の興味関心事など
音楽での活動だけでは見えにくいことも
よく見えてきます。

◆この絵は、昨日(2/12)描かれた絵です。
作者は、小さいときからずっと
MGW研究所に通って来られている30才過ぎの方です。
ドラム・歌・ベースでの活動の後に描きました。
いろいろな色を少しずつ使い、
のびのびと楽しそうに色を重ねていました。

◆MGW研究所では、
セッションの中で、
随時お絵かきも取り入れています。
すると、お子さんの発達の状況や、
その時々の興味関心事など
音楽での活動だけでは見えにくいことも
よく見えてきます。

◆この絵は、昨日(2/12)描かれた絵です。
作者は、小さいときからずっと
MGW研究所に通って来られている30才過ぎの方です。
ドラム・歌・ベースでの活動の後に描きました。
いろいろな色を少しずつ使い、
のびのびと楽しそうに色を重ねていました。
■ 翌日の1月29日(日)は、新宿にいた。
松井紀和先生(精神科医・日本の音楽療法のパイオニア)の
講座を受けるためだ。
■ この講座は、音楽療法の臨床に携わるベテランを対象にして、
毎年開かれているもので(定員20名)、
様々なテーマが展開されてきた。
■ 今回で16回目(16年目)になるが、
私はほぼ皆勤である(一回だけ欠席)。
欠席したのは、
日本音楽療法学会東海支部の大会と
日程が重なったためで、
東海支部長であった私は、
その大会を抜けるわけにはいかなかったのである。
■ 今回は『力動精神医学』についてのもので、
歴史的な流れ、いろいろな考え方の変遷、現在の状況等について、
ご自身の体験も踏まえた、
中身の濃いお話を伺うことが出来た。
今回も、自分の臨床をより深く見つめる機会となった。
■ 1月28日(土)、東京の有楽町に行った。
都立の通園施設職員の同窓会である。
(現在これらの施設は、区・市に移管されている)
■ 私は、以前東京都福祉局の職員として、
府中と町田の通園施設で、
障がい幼児の療育に携わっていたのだが、
その頃の都立通園施設各所の仲間13人との再会である。
最年長の参加者は84歳になっていた。
■ 20数年ぶりの再会になろうか・・・、
お会いしてすぐに「Aさんだ」と分かる方もいれば、
目の前の姿が頭の中で順々に変換され、
しばらく後に「Bさんだ」と翻訳されてくる方もいる。
■ いずれにしても、しゃべり出すと
その人その人の雰囲気が以前のままに伝わってくる。
障がい者や高齢者や幼い子ども達の事など、
まだまだ福祉について、熱く語っている・・・。
◆ 俳句は五・七・五、
短歌は五・七・五・七・七ですが、
七・七・七・五の、
都々逸(どどいつ)というものがあります。
名古屋発祥のお座敷歌で、
寄席の音曲でも粋な文句にのせて唄われています。
「お前百まで わしゃ九十九まで、 共に白髪の 生えるまで。」
という、有名な句がありますが、これも都々逸です。
指折り数えながらこのフレーズを唱えてみると、
ちゃんと、七・七・七・五になっているのが分かります。
◆ この言葉のリズムは、
4拍子で取ることが出来(間合いとして休符の部分もあります)、
都々逸を二つつなげると、
4拍子・8小節の曲にのせて歌うことが出来ます。
試しに「お前百まで・・・生えるまで。」×2を、
<ゆき> ♪ ゆきや こんこ あられや こんこ・・・
にのせて、歌ってみてください。
<ゆき>に上手く載せられることが分かるでしょう。
<たき火>でも<メリーさんの羊>でも<ロンドン橋>でも大丈夫です。
◆ さて、ちょっと年輩の方たちがメンバーの
この文化教室でのある年の暮れのひとこま、
私が考案した、この「都々逸による替え歌づくり」
というのをやってみました。
5、6人のグループに分かれて、
季節にちなんだフリートークをしていただいた後、
その中で出てきた幾つかのキーワードで句を作っていただき、
それを<たき火>のメロディーにのせて歌ってみました。
出てきたのは、
①明るい笑顔 楽しい仲間 海外旅行に 出かけよう
②いつもの散歩で 逢う人ごとに 笑顔交わして おはようさん
③いつも大変 新聞配り 転ばないでね 雪の朝
皆さん「自分たちの歌という気がする」と気に入ってくれた様子。
懐かしのメロディにのせて、ほんわかムードで歌われていました。
はじめから都々逸仕立てにして下さいというと難しいのですが、
ワイワイ・ガヤガヤの、キーワード出しの過程をいれるのがミソです。
◆ 手順を整理すると、
①まずは時節にそったテーマなどを設定し、
グループでワイワイ・ガヤガヤと
自由な雰囲気でいろいろなキーワードを出し合う。
②それらの言葉をつむいで、七・七・七・五の句にする。
③これを二句つなげ、なじみの曲にのせて皆で歌う。
◆ 大学での授業にも使ってみました。
授業の最終回に、私の授業のなかで学んだことを、
この手法で学生さん達にまとめてもらいました。
なかなかポイントをついたまとめになり、
それをみんなで歌うことで盛り上がりのあるまとめになりました。
◆ この都々逸式替え歌づくりの活動で、
グループ内交流が促進され、
作品完成の達成感と共に
メンバー相互の一体感が得られるようです。
日時:10月29日(土)、
岡崎市図書館交流プラザ(Libra)での、
私の講座を終えました。
いつの講演でもそうですが、
内容を分かりやすくお伝え出来るようにと、
スライドとビデオの準備に
ずいぶん時間をかけました。