日常に、
音楽があふれかえっている。
テレビの中に、
ラジオの中に、
街中に、
家の中のいろいろな機器の(信号音の)中にまで・・・。
無防備な、
聞く構えのないところにも
やってくる。
もちろん、
待ち構えているところにも。
単なる音のつらなりのこともあるが、
メッセージもある。
「○○のために・・・」という、
発信者のその思い。
メディアでは、
その思いに共感した受信者の姿や声が、
繰り返し、繰り返し、
流される。
そして、音楽も繰り返される。
が、
その思い(価値観)への諾否は、
種々あろう。
その思いが、
音楽にのってやってくる。
新聞や、
雑誌なら、
読まないでいられるのだが。
音はそれだけで圧力になる。
それなりのエネルギーがなければ、
音は受け止められない。
メッセージがいくら善意でも・・・。
・・・弱った心身には音がきつい。
音楽療法に携わる者として、
音楽(音)の圧力に、
無意識ではいられない。