■ 暮れに生けた、
正月飾りの葉牡丹が、
まだ元気だ。
■ いくつかの花は、
三が日から七草を過ぎるころには、
段々としおれ、枯れ始める。
そこで、
元気な花を残して、
小さな花器に生けなおす。
こんなことを数回繰り返すと、
花器がだんだん小さくなり、
正月飾りも終わりになる。
■ ・・・が、
葉牡丹だけはまだ残っている。
それどころか、
何やら先の方の色が変わってきた。
茶色ではなく、
もえぎ色になっている。
ゆっくりゆっくりと、
育っている。
■ 昨日摘んだ牡丹と共に、
小さな籠に生けてある。