■ MGW研究所の楽器庫から古いカセットテープが出てきた。
その中に<ロックンロール・ミュージック>と
<五匹の子豚とチャールストン>が入っていた。
ずいぶん以前の曲であるが、
グループセッションでの、
小楽器を鳴らしての「パレード」で使ってみた。
すると、たちまち皆が笑顔を見せ始め、
場の雰囲気がなごみつつ盛り上がってきた。
クライアントは小楽器を鳴らして皆で弾むように行進し、
私はテープの音楽とクライアントの音とに合わせた、
即応的なドラム叩きで皆と場を共有した。
■ 因みに、パレードでは・・・・。
部屋の中央に色布を掛けたテーブルを置いておく。
これだけのことで、自然に皆がその周りを回り始め、
場の中で気持ちのベクトルがそろってくる。
「みんなの中で」から「みんなと共に」へと変化である。
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音楽の使い方のみならず、場の使い方も大切な要素である。