三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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花だより / 紫蘭

カテゴリ : ・ 随想

■  紫蘭(シラン)が、にぎやかに咲いている。

 先日までは、茎の背丈が少し伸びてきた程度であったのだが。


 


 いつも、花が終わると根元から刈り取ってしまうのだが、

 この季節になると、ちいさな花畑を再現してくれる。

 だから安心して、切り花で楽しめる。
 

■  さっそく、ピアノ型の花器に活けた。

 MGW研究所の玄関に飾ってある。

指揮法 / スタイルはいろいろ

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  高等部の女の子(自閉症)との個別セッション。

 言葉でのやりとりは難しい。

 昨日、ドラムとピアノでの合わせを行った。

 

■  この子との“いつもの曲”の一つである

 <線路は続くよどこまでも>を、

 “いつもより”少しゆっくりと弾いてみた。

 ある種のやりとりにしようという試みだ。

 

 この子は、しばらくドラムを叩いていたが、

 そのうちに両手を脇に構え、

 あのシュッシュ・ポッポの仕草をした。

 

 いつもこの仕草で<線路は続くよどこまでも>のリクエストをするので、

 リクエストの再確認かと思い、

 そのままピアノを弾きつつ、

 「分かってるよ、線路だね・・・」と声をかける。

 

 しかし、また早い仕草で、シュッシュ・ポッポをする。

 曲のリクエストではない様子。

 ひょっとしてテンポのことではないかと思い、

 演奏をテンポ・アップしてみる。

 

 今度は最後までドラムを叩き続け、

 ポッポ―でのシンバル叩きまで入れている。

 あの仕草でテンポを示していたのだと分かった。

 

 仕草は、演奏をリードする指揮者のタクトであった。

 

■  いろいろと活動した後に、

 またドラムとピアノを行った。

 ピアノを弾きながら途中で、

 「今度はゆっくりだよ」と声掛けし、

 テンポを落として低音部で弾いてみた。

 今度は、そのテンポについて来て、ドラムを叩いている。

 

■  やりとりが成立していた。

 この子のリクエストを私が受け止め、

 私の提案(演奏)をこの子が受け止めていた。

 言葉によらないやりとりである。 

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アイディアは、場所の関数

カテゴリ : ・ 随想

■  馬上枕上厠上(バジョウ・チンジョウ・シジョウ)と言う言葉がある。

 馬に乗っている時(馬の上で)、

 横になっている時(枕の上で)、

 トイレの時(厠/カワヤで)の三つが、

 考え事をするのに適した場所だそうである。

 確かに、場所によりアイディアが左右されることはある。

 

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■  昨日(5/9)、午前中は雨の肌寒い日であったが、

 午後からはすっきりと晴れ上がったいい天気。

 暇があればブラブラ歩きでもしたいが、

 ある原稿を抱えていて、デスクでパソコン叩き。

 ・・・どうにも筆(キー?)が進まない。

 河岸を変えることにした。

 

 河岸を変えると、発想が変わることがある。

 デスクから作業台へ、作業台から自宅のテーブルへと、

 原稿を持ち歩くこともよくやってみる。

 

■  図書館が開いていればそこに行くのだが、

 あいにく昨日は休み。

 そこで近所の喫茶店に行くことにした。

 ノートパソコンを持って喫茶店へ。

 コーヒーをすすりつつメモをとり、パソコンのキーを叩く。

 デスクに向かっているよりは、

 多少筆が進んだ・・・気がする。 

目覚まし猫 / 朝食for Two

カテゴリ : ・ 随想

 ■  体内時計との関連だろうか、

 陽が昇る時刻が早くなってくると、

 目覚めの時刻も、幾分早くなってくる。

 私だけではなく、

 家の飼い猫もそのようである。


 

■  朝の5時前になると寝床の周りで、

 ニャーニャーと鳴き声を立てている。

 起きないと、クレッシェンドする。

 

 知らぬふりをしていると、

 布団の端から手(前足)を入れて私の足を引っ掻いたり、

 前に回って、私の頭にネコパンチをくらわせたりする。

 

 仕方がないので起き上がると、

 キリッと立ち、ヒョンヒョンと先に立って私を案内する。

 行く先は、餌箱。

 

 餌はいつも入っているから、

 私がついて行かなくても食べられるのだが、

 ひとり(一匹)では嫌なようだ。

 そばにいると朝食を開始する。

成長記 / 葉牡丹

カテゴリ : ・ 随想

■  5/4のブログ、「花だより」に掲載した、

 正月飾りの葉牡丹・・・葉が萎れてきている。

 

 指折り数えると、

 四か月超も花器に活けられていることになる。

 もうお開きかと思い、

 ゆっくりとオアシスから抜き出した。

 

 すると、

 茎の下端から何本もの、

 細く柔らかげな白いひげが顔を出した。

 

 急いで透明なカップに移し、

 水栽培のようにして、活けなおした。





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