三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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絵と歌

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

 ■  高等部3年の男児(自閉症)との個別セッション。

      いつも音楽活動の間にお絵かきを取り入れている。

 

■  「今日はこれだ」といい、

      サッとペンでネコを描きあげた。

      私が「色をぬったら・・・」と誘い掛けると、

      「これ」とグレーのクレヨンを手に取り、

      丁寧に塗りこんで行った。

 

      それに続けて黄緑のクレヨンで、

      ネコの周りに文字を書き込んでゆく。

      それが何なのかを尋ねてみると、

      「アストイウヒガ。シンサイ。フッコウ。」と教えてくれた。

      震災被災地応援ソング <あすという日が>のことであった。



 

■  そして立ち上がり、
     歌詞を思い出しつつという感じで歌いだした。

     私は、いそいでギターを取り出し、

     この子の歌に合わせて、

     探り弾きでの伴奏を行った。

     (はじめて弾くので)

 

     私には、ネコとこの歌とのつながりが分からないが、

     なにかつながりがあるのだろう。

 

■  空いた時間に、

     ユーチューブでこの歌を聴いてみた。

     その時検索されたパソコン画面の中には、

     震災時の記録映像が幾つも映し出されていた。

     たまたまカメラが回っていた時に、

     震災が起こったもののようである。

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     「・・・・・・。」

字数制限 2

カテゴリ : ・ 随想

■   朝日新聞の「天声人語」や、

      他紙のコラムを毎日読んでいるが、

      限られた紙幅の中で、

      見事に起承転結をつけた文章が書かれており、

      とても勉強になる。

 

■  「。」一つでも、文章全体で数えると

      数行分にもなってしまうが、

      天声人語では、

      改行にあたるところに「▼」がつけられており、

      その前の文章の終わりには「。」が付けられていない。

      「▼」に読点と改行の二つの機能を持たせ、

      文字数を極力抑えているのであろう。

字数制限 1

カテゴリ : ・ 随想

■  いろいろな原稿に、字数制限がある。

     例えば、

     雑誌の原稿では400字詰め原稿用紙で、

     10枚とか15枚とか、

     研究会などの機関誌では1,000字とか、

     場合によっては400字などという事もある。

     学会発表での抄録では字数もフォントも決められており、

     A4一枚に収めなければならない。

 

     紙幅が限られているので当然のことであり、

     この中で伝えたいことを述べるというのが、

     守るべきルールである。

 

■  私が原稿を書く場合、

     1,000字なら1,000字、
      原稿用紙5枚なら5枚と、

     あたりをつけて書いてゆくのだが、

     テーマに従って書きたいことを文字にして行くと、

     たいていの場合、既定の字数の数倍になってしまう。

 

     ここから言葉を絞って行くのだが、

     この作業がなかなか大変である。

     長い言葉は、短い他の単語で置き換えられないか探ってみたり、

     句読点「、」一つにしても、

     どこにどう入れるか、あるいは削るかを、

     文章のつながりを考えつつ、

     数文字単位で調節してゆく。

 

■  こんな苦労をしているから、

     字数制限を守っていない原稿に出会うと、

     「オヤッ(ルール違反)」と思う。

原点 / 子どもと音楽

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■    セッション、療育に関する、

   アイディアのメモ帳が、何冊もある。

       それらの中から一冊を手に取り、読み返してみた。

       ずいぶん前のものである。

 

      メモ書き、短文、ポストイットに書いた単語の空間配置etc

      その時々に浮かんだアイディアを、

      表しやすい形で記録してある。

 

■ それらは、もともと自分のなかから出てきたものだが、

      時間を経て改めて眺めてみると、

      発想の柔軟性や、自分の原点にも想いが行き、

      新鮮な気持ちになった。

 

      ずっと以前の自分から、

      これからの自分の方向性が導かれるようだ。

 

■ 原点は、子ども(人)が好きということであった。

      音楽が好きで音楽療法をやっているというよりも、

      まず第一に子どもが好きで、

      そこに好きな音楽を取り入れた活動を

      しているということであろう。

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花だより / 紫陽花

カテゴリ : ・ 随想

■  自宅の紫陽花がこんもりと色づいてきた。

昨秋自分で行った剪定がうまくいったようだ。

全体がきれいな形に盛り上がり、

それぞれにややかたい蕾をつけている。

 

その中で、いくらか色づいているものを切り取り、

MGW研究所の玄関と、トイレに飾ってみた。

 

この紫陽花は、

この後どんどん花を開きそうで、

とうぶん生け花には困らない。

 

玄関

 

トイレ  

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