三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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ケースの振り返り

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  午前中、あるケース(自閉症:幼児)についてのまとめを行う。
 ご両親がMGW研究所のホームページを目にしたことで、

ご縁の出来たケースである。

(目に止めていただけて、嬉しい)

 

すでに一年間の記録を何回も読み返し、

活動内容と使用曲とは、一覧のテーブルにしてある。

ずいぶん時間をかけたものである。

それを見つつセッションを振り返り、

それらの活動の意味づけを改めて考える。

 

いろいろと見えてくることがあり、

ノートが埋まって行く。

 

■  まとめの作業が一段落したところで、

久しぶりにスッケチブックを出した。

気ままに色を塗りたくる。絵画ではない。

音楽もいいが、描画もうまく使えばリラックスのツールになる。

 

■  午後は、大学での授業。

久しぶりの授業である。

新しい機器

カテゴリ : ・ 随想

■  4/9、人間ドックに行った。

    毎年行っているもので、特にどこかが悪いわけではない。

 

■  今年は、新設された施設での検診である。

  930に受付をし、すべての検査終了が1100で、正味90分。

 以前に比べ、かなりの時間短縮である。

 午後は仕事に充てられる。

 

■  新設なので、検査機器もすべて新しいものであろう。

 X線の被ばく量も少なくて済むとの説明が、

 大型ディスプレイに流されていた。

 

 全体に検査室が明るくなっている。

 各種検査でのモニター画面が明るくなり、

 部屋を薄暗くしなくても、

 画像が読み取れるようになったのだろうか。

 腹部エコー検査を受けながら、

 横目でモニターを見ていて思った。

 

■  余分なことながら、

 これらの機器が採用されるまでには、

 各社の大変な営業活動があったのだろうか。

 それぞれの検査機器のロゴマークを見ては、

 「あぁ、○○の製品か。」などと思ったりする。

セッションとオフ

カテゴリ : ・ 随想

■  4/7(土) 午前&午後のセッションを終えた後、

岡崎公園の川べりに行った。

学生時代の仲間(学生寮でのつながり)との、恒例の夜桜見物だ。

それぞれ仕事等があり、夜桜でないと集まれない。

 

ブルーシートの上で車座になり、

弁当をつつきつつ、互いに近況やら何やらを話し合う。

学生の時のままでの付き合いである。


 

生憎の寒さで、用意されたビールは評判がよくないようだ。

しかし「寒い、寒い」と言いつつも、

時間と共に空き缶が増えている。

(私は、日本酒。)


 


私は、翌日のセッションがあるので、

心残りだが、頃合いをみて帰路についた。

 

■  4/8(日) 豊田市にて、

午前中は自主グループのセッション、

午後は施設にて3つのグループセッションを行った。

 

施設の場所は旧小原村、MGW研究所からは大分離れている。

高速道路を使って帰路につく。

 

セッションに使った楽器を車から元の場所に戻し、ちょっと一服。

お茶を飲みつつデスクワーク。

パソコンを叩きつつ、事務所のテレビで「笑点」を見る。

この時間はセッションをしていることも多いので、

録画でなく見られることが嬉しい。

画廊にて / 即興セッション

カテゴリ : ・ 随想

■  4/7夜、セッションを終えてから、

地元の画廊、ザ・ブルーボックスでの、企画展に出かけた。

この日はオープニング・パーティで、人が集まっている。

 

二つ話題がある。

 

♪ 一つは、出品されている作家さんらとのやりとり。

 

♪ もう一つは、障がい児の描画表現を引き出すための企画。

  私が以前から温めているもので、一緒にやろうという方が見つかった。

      これは話が続いて行くものなので、それに伴って報告したいと思う。

 

ここでは、一つ目の事を書く。

 

■  オープニング・パーティーで・・・、

作家さん(男の方:シュールな画風)がキーボードを、

女の方がドラムで、即興演奏をした。

キーボードもドラムも、どちらもシンセサイザーで、

演奏中にスイッチやつまみを操作して、

音色や効果(ディレイ、トレモロ等)の変化をさせている。
 演奏は、40分以上も切れ目なく続いた。

 

以前にも書いたが、このような演奏の中では、

演奏者同士で言葉によらない会話がいろいろとされている。

連綿と音が続いているようであるが、

どこかで相手に、「この先どうしようか?」と尋ねたり、

「うん、この調子で続けようか」とか、

「ちょっとそちらで引っ張って行ってくれない?」

などとやっているように、見えてくる。

 

息の仕方も大事で、

“息の合った演奏”というように、

演奏者同士の息づかいもそろってくるものだ。

オーケストラでバイオリン群が、

“上げ弓” “下げ弓”の動きを揃えるのも、息づかいの一つであろう。

 

■ キーボードは、いくつかのモードを移りゆく形で、

いろいろな効果を変化させながら演奏し、

ドラムは、ロックやラテン、スゥイング等々のリズム形を、

時折どこかに感じさせつつそれらを渡り歩き、

自由にのって叩いていた、

 

私も、どこかでこの中に入りたいと思った。

周りを見渡したが、適当なもの(音源)がない。

テーブルをタイコにしてみても、

この二人の音の中にうずもれてしまうであろうし・・・。 

 

「そうだ!」、

音源はすぐそばにあった。

「声」である。

 

キーボードの出している音と、

ドラムのリズムの中に、声(歌?)の即興で飛び入りした。

即興なので音がどんどん移って行くが、

その動きを感じ取りつつ、
声を合わせて行く。

そこに即興の動き(ダンス)も入れたかったが、

他のギャラリーを驚かせてもいけないので、
止めておいた。

 

■ 後で、キーボード奏者(シュールな画風の作家さん)とお話をした。

私の声が入ったのは「よかった」「嬉しかった」との由。

また「よく(こころと体が)開かれていて、いい位置にいるという感じがした。」との感想をいただいた。

それは、私自身では思いもよらない部分であった。

 

自分の知っている自分と、
他人から見た自分とでは、

また別のものがあるというのは、

心理学の教科書に出てくる“ジョハリの窓”でなじみのものだが、

「ああ、こういうことかと実感した。」

 

表現をすることで、他者と自分とが結び付けられる。

日々のセッションでも、大事にしている要素である。

 

■  自分の知らない自分を発見してもらったことで、

岐路の足取りが軽く、なにかウキウキした感じになっていた。

花だより / 桜

カテゴリ : ・ 随想

■  MGW研究所のすぐそばにある、八柱神社(やはしらじんじゃ)。

桜が満開である。

毎年、セッションを受けに来る親子が立ち寄って、

ささやかなお花見をする場所である。

 

参道の入り口より見たところ。




 

参道の中より、入り口に向かって見たところ。


 


横の道路より見たところ。

境内の中にある小公園の、滑り台が見えている。

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