三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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セッションと道具

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  「空を飛びたい。でも人間は空を飛ぶことが出来ない・・・」。

  そんな思いが、飛行機の創出につながりました。

 

  自分の力だけでは出来ないこと、

  それを道具や機械が補ってくれます。

 

  道具とは、自分の想いを実現させるためのもの。

  楽器も、この“道具の中の一つ”です。

  自分の声だけでは表せない音域での表現も、

  ピアノなどの楽器を使うことで可能となります。

 

■   音楽療法ではセッションの中で、

  この楽器という道具をよく使いますが、

  セッションに利用出来る道具として、

  既製の楽器のみを神聖化することはありません。

  もともとは楽器ではないものでも、

  使い方次第で、音の出る道具(楽器)に変身しますし、

  そもそも楽器ではなくても、

  セッションに生かせるものはいろいろとあります。

 

  クライアントのために使えるものは、

  何でも使ってみましょう。

  そのことで、

  思っていた音楽療法のイメージから少し離れてきても、

  おおらかでいましょう。

  目指しているのは、

  クライエントのために役立つセッションであり、

  音楽療法としての自己完結ではありません。

  音楽療法の定義にとらわれて、

  がんじがらめにされてしまうことはないのです。

 

■  クライアントの持っている力と、自分の働き掛ける力を見つめ、

  その力を横に拡げるための、

  “ お互いにあった道具”を見つけたいものです。

伴奏

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  昨日は、愛知県音楽療法研究会に参加した。

 新年度、新たなテーマでのスタートである。

 今回のテーマは『伴奏』。

 音楽療法のセッションにおけるそれである。

 

 ここでの伴奏というのは、

 音楽としての作品を作り上げるためのものではなく、

 クライアントに、時には寄り添い、時にはリードして行くためのものである。

 クライアントを置き去りにした、

 “演奏”になってしまはないように心したい。

 

■  私からの資料として、音楽療法関連として分類してある、

 私のブログの一部を出した(以下の6本)。

  ・3/19:落語会にて2

  ・3/25:声・鍵盤ハーモニカ・ピアノでのやりとり

  ・4/07:画廊にて / 即興セッション

  ・4/12:視点の変換

  ・4/17:だいじに、だいじに、やわらかく、やわらかく

  ・4/21:声と声

 

■  通常の意味での、歌や楽器につける伴奏も、

 その道の専門家がいる。

 やはり、相手との“息づかい”というものがキーワードのようである。

花紫

カテゴリ : ・ 随想

■  ご近所を歩いていると、

 紫の花が目に付いた。

 

 

 






 

 

 私の背よりも少し低い、藤の木。

 先日は、「おやっ、蕾がついている・・・」

 と思って見ていたのだが、もう花盛り。

 クマ蜂が蜜を吸いに来ている。





息抜き / 人いろいろ


■  ある資料作りのために、

 セッションの記録を読みつつ、パソコンに向かう。

 どのようなフォーマットにすれば

 うまく纏められるのかを考えなければいけないのだが、

 まずは仮の形で打ち込んで行く。

 始めは分からなくても、

 ある程度進めて行くと見えてくることもある。

 

 ・・・形が見えてきた。

 それをフォーマットにして打ち込みを先に進める。

 

 続けているうちに・・・飽きてきた。

 

■  同じことを続けていると、根気が途切れる。

 息抜きをすることにした。

 

 昨日(4/23)は、MGW研究所の庭の草取りだ。

 これが息抜きである。

 このような作業で体を使っていると、

 頭の方はお休みに出来る。

 

 頭を使う仕事があるのだが、

 なかなかエンジンがかからないという時がある。

 そんな時にも、身体を使った作業から入って行くことがある。

 部屋の掃除や、書棚・デスク上の片づけ、

 物の整理、シンク磨き、etc.である。

 

■  息抜きに、音楽を聴くというのもあるだろうが、

 私は体を動かしている方がいい。

 それもスポーツではなく、身の回りの作業の方があっている。

 音楽は、他の時間にたっぷりとやっているものだ。

息、ながく

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  昨日(4/22)は、6本のセッション。

 個別が3つに、グループが3つであった。

 

 このような日は、

 持久走のような息の仕方でセッションに臨む。

 短距離走ではなく、マラソンのように。

 

■  一つひとつのセッションは、

 それぞれに起承転結を持つ固有のものであり、

 それに応じた息づかいが必要であるが、

 どのセッションにも対応できるようにしつつ、

 一日通して走れるように、息をして行く。

 

 そして、一日の流れがつながってゆく。

 このようにして、30有余年のセッションが、

 長く長くつながった。

 

■  ゆっくり、ゆっくり歩いてきたのだ。

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