三河地域 、愛知県岡崎市欠町で音楽療法を通し、障がいを持つ方の成長・発達・豊かな心づくりのお手伝いをしております。

三河 岡崎市の音楽療法(ミュージックセラピー)はMGW研究所
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固有のもの / キーボード

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■   「うかがっている施設にピアノがないから、キーボードでやるしかないか」        
      
という場合もあるようですが・・・。

   ピアノの代用品ではなく固有の楽器として見ると、

     キーボードならではの使い勝手のよさも出てきます。

 

■   キーボードはとにかく移動が簡単、

  スタンドから外せば手で抱えることも出来ます。

  実際ギターの弾き語りのように、

  キーボードを左手で抱えながら演奏し、

  子どもの間を回ったこともありました。

  (実はギターを持ってゆくのを忘れたための苦肉の策でしたが)

 

■  キーボードを“ピアノ代わりに”と思って使う時には
   演奏上いろいろと不満が出てくるでしょうが、

     子どもに音を出してもらう時には

     むしろ都合のいいことがあります。

     音色もいろいろと変えることが出来、

     これが威力を発揮します。

 

     例えばパーカッションのスイッチを選べばタイコ代わりになり、

     バチを持てなくてもチョコンと手のひらでキーを押すだけで、

     コンコンと音が出せます。

     これは重度の子どもにとっても極めて応答性の高い道具です。

 

     手がよく動かせなくてポツンポツンとしか弾けない子どもには、

     ビブラフォンを選んでみましょう。

     音の余韻が永く残り、

     自分の出した音がよくフィードバックされます。

 

■  セラピストが楽器として使う際にも、

     膝に載せて、寝たきりの子どものすぐ横で弾いてあげたり、

     弾きながら、随時子どものほほや手に触れてあげる事も出来ます。


     セラピストと子どもとの物理的距離を、

     場面・状況に応じて変化させられる事は大きな特徴です。

文書再発見

カテゴリ : ・ 随想

■    パソコンに保存してある、

  自分の書いた文書を、次々と開いてみた。

  ずいぶん沢山の文書が出てきた。

  「こんなものも書いていたのか」とか、

  「ここまで、きちんと書き進めていたのか」、

  などという感じのものもあった。

 

■ ファイリングには気を付け、

  分類・階層化して保存してあるので、

  どこかに迷い込んでしまったというものではないのだが、

  文章そのものは、開いてみないと分からない。

  どんなものがあったのかはうろ覚えである。

  

  図書館の図書は分類法に従って、

  書庫に整然と並んでおり、

  タイトルはサァーと眺められるが、

  内容は、本を手に取らないと分からないようなものであろうか。

音楽過剰

カテゴリ : ・ 随想

 ■   TVドラマを見ていて、ふと思った。

   「音楽過剰」。

 

■   状況説明や登場人物の内面描写を、

    音楽に語らせている。

      劇伴と言われるものだろう。

      演技と音楽とがあいまって話が進んでゆく。

      ごくごく日常的なものである。

 

      が・・・、

      これを、うるさいと感じた。

      ふと、そう感じた。

      音楽なしで、ストーリーを

        進められないものだろうか?

 

        音楽を使わずに視聴者を納得させる、

        脚本と演技というものはないのだろうか。

       (はじめから音楽と演技とを結びつけた表現様式である、

          人形浄瑠璃や歌舞伎やミュージカル等は別格として)

 

             ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 
■   日常の多くの部分で、

      音楽が過剰である。

      どこにでも、音楽が入り込んでいる。

      買い物に行った先でも、

      医療機関でも、

      トーク番組の中にも・・・。

 

■   音楽療法の知見から、

        これらの音楽の提供は是とされ、

        その裏付けも取れているようだ。

 

        が・・・、

        こんなに、音楽があふれていていいのだろうか。

        音楽療法に携わる者の、

        アンビバレントな憂いである。

伴奏(2)

カテゴリ : ♪ 音楽療法関連

■  昨日は、愛知県音楽療法研究会の例会であった。

 テーマは前回(4/26のブログを参照してください)

 に引き続き『伴奏』である。

 もちろん、音楽療法セッションにおいての伴奏である。

 (クライアントに、時には寄り添い、

 時にはリードして行くためのもの)

 

■  いくつかの場面を設定し、

 キーボードや小楽器を使って、

 模擬的に音出しのやり取りを、

 メンバーを交代しつつやってみた。

 このやり取りの中に、

 セッションでの、その人の普段の様子も出ているようだ。

 たびたび笑い声が起こり、

 楽しい雰囲気の中で進んで行った。

 

■  私は、クライアントの活動(振る舞い)状況により、

 一曲の中でも、・エコー技法 ・モデリング ・未解決技法etc.と、

 伴奏(技法)を相手に即応させて行くことを提案した。

スカイツリー

カテゴリ : ・ 随想

■    金環日食の後は、スカイツリー。

  昨日は一日その話題でにぎわっていた。

 

■    私もスカイツリーを見ている。

  完成前の2011.10.31である。

  10.30に大学時代の同窓会があり、東京に出かけていた。

  一泊し、翌日浅草に出かけてみたところ、

  浅草寺近辺でスカイツリーが見えた。

  完成した姿と同様である。

 

  <浅草寺前の道路から>

 

  もっと近くで見ようと、

  どんどん歩いてゆくと、隅田川に出た。

  その向こう岸に、すぅ~っと立っていた。

 

  <隅田川を挟んで>

 





  この場所はTVのロケによく使われる場所だと、

  ラジオで言っていた。

  バックにスカイツリーが入り、

  ロケーションとしていいとの事。

  私が立ち寄った時も、何かの撮影をしていた。
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